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Channel: 正法眼蔵
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再びオーディオ再生の“スピード”に関して-5

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中低域の問題に関してとりあえず平面ユニットをもってきていますが

ここで平面スピーカーについてすこしおさらいしてみたいと思います。

イメージ 1

平面スピーカーのフラグシップモデルです
ソニーは当時これ以外にもAPM8がありましたが私はこれが開発
当時のモデルを製品化したものではないかとにらんでいます。
何故か...
①ユニット1つのカバーする帯域が広いこと
②低域のマグネットを多数にしていること

2ウエイで充分なレンジがカバーできること
わざわざ4ウエイにする必要がないこと
8に関しては当時爆発的に売れたJBL4343とエンロージャサイズが
同じこと

つまりAPM8は売るためにつくったものですね♪

ここで問題 ウーハーは多数のマグネットを使っているということです。

イメージ 2

一般的に製品化されたものはコストの関係から今までのコーンユニットの
延長線上として平面ユニットが構成されており、多数のマグネットの
支点はアーマチュアで支える構造になっています。

しかし、この方法は大きな欠点があり、ダイナミックな振動に
大してフレが大きく歪みの原因になりました。
実際に使っていたのでよくわかります。

平面ユニットは平面部分の面積が大きくなると駆動が非常に難しく
なります。わたしが今回選んだものは

イメージ 3

ユニット口径とマグネットの口径がほぼ同じ つまり多数のマグネットを
使っているユニットの一部を切り落として作成した形になります。

12㎝口径のものですが、これ位のユニットが限界ではないかと
それでもこのユニットも口径の小ささからダイナミックな入力には
コーンタイプよりは強くないです。

逆読みすると
①コーンユニットはそのコーンの形状から考えて
 平面ユニットよりはるかに強度が取れる
②コーン内部のキャビティの効果により、より少ない信号で
 大きな音を出すことができる

しかし欠点は
●キャビティ効果のため、平面と比較して歪みが出やすい
●音がさだまりづらい

などが考えられます。

コーンタイプだとやはり元に戻ってしまいますね。
平面がいいのですが、ダイナミックレンジの関係がありこれでも
理想ではないですね~

まだまだ方式を模索する必要がありそうですね♪



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