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Channel: 正法眼蔵
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オーディオの“個”について考える-1

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次のテーマはオーディオの“個”について考えるです。
“耳がいい”“暗騒音”とテーマが続いていますが、
このテーマもどうしてもさけては通れないものです。

“個”についてはいまさらテーマにあげるほどのものではないじゃんって
思われている方も多いのではないかと思いますが、
過去にそれを理解しないでもがき苦しんでいる方と
接したことがありますので、自分のために少し書かせいただきます。

“個”と書きましたが“個性”“機器が持っている特有の音”とも
言えるでしょうかね~

実はここには別の意味も込められていて、
“機器を所有する喜び”というものもあるのではないかと思います。

例えばこれらは...

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マッキントッシュのC32とMC2600ですね。
残念ながら私のマッキントッシュのアンプとのかかわりはこの機種で
終わっているので、あえてこの機種をあげました。

これらはイルミネーションが素晴らしく、ボディデザインとあいまって
持っているだけで魅力的です。
音もC32というプリで再生する音はまさにマッキンサウンドの代表と
いってもいいでしょうね。独特の色づけと粘り
色気むんむんの再現は当時魅了されたものです。
MC2600もパワーと色を見事に再現したもので、素晴らしいという
しかありませんでした。当然この時代にはC29やMC2500 などの
機器も聴いており、それぞれ素晴らしい音を再現してくれていました。

例えば...例えばですよ もし私がこれらの機種を所有できたらどうするか
はい、何にもしません。何にもできないといった方が早いでしょうか?

つまり個が強いために、それに従った方がいいということなんですよ。
かなり強烈だと思います。

でもそれって面白くないのでは?

と思われますが...ここからがオーディオマニアの難しいところですね。

まずは個の存在を皆様に認識していただきたいということで
導入書かせていただきました。

続きます。





















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